こどもとのくらしとデザインと@デザイナーYuka

職場復帰果たした0歳児派遣社員。WEB&グラフィックデザイナー。仕事や育児の事など。

出産レポ その3

40歳初妊娠、41歳の高齢出産。

 

娘が寝た合い間に更新。

生まれてから35日め。ほぼ娘とべったりの一ヶ月を過ごし、早いもので今日は一ヶ月検診。

 

なんだか、顔色が悪く見える写真↓

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里帰りしないで大丈夫なのか、自分の時間が取れない、寝不足になるなど散々脅されていたけど、自分的には思ったより楽。というのが正直な感想。

初めての育児の割には、自分の心に余裕を持ちながら取り組めていると思う。

これも年の功かな。

 

さて本題

出産レポ その3

 

 

前回の記事はこちら↓

 

hirakukokoro.hatenablog.com

 

 

 

9/7 11時 分娩室へ

 診察の結果、ようやく分娩室へ移動との指令が出されて、荷物を持って移動。

数十メートル歩くのも辛い。

 

陣痛室と分娩室が一緒になっていて移動がない病院もあるみたいだけど、古い病院なので、陣痛室と分娩室の部屋が分かれている。

分娩室はどんなところかというと、いかにも手術室みたいな雰囲気。

 

バースプランで希望を出していた、産まれる瞬間を撮影するため、カメラをセットする主人。

 

分娩台に乗り、そしてまた、分娩監視装置をつけられ、血圧&血糖値を計られ着々準備が進められる。

 

血圧高いなー、大丈夫かな。と血圧を何回か計り直されたりと助産師さんが少し心配そう。

 

その間相変わらず腰の砕けそうな痛み。

でもまだいきめないらしい。

女子医大大学院の実習生がいきみ逃しの誘導をしてくれる。

声出したら疲れるだけですよ、って。声出さない人っているのかな。

いきむのは子宮口全開になるまでダメなんだとか。辛い・・・T_T

 

主人が、もう少し頑張れ!とうちわで仰いでくれて、飲み物を飲ませてくれた。

どれくらいで生まれそうですか、と主人が聞いているのが聞こえる。

時計を眺め、陣痛開始から20時間近く経っている。

赤ちゃんのペースで進むのが一番良いのだけれど、これだけ痛いの長引くとどうでもいいから早く生まれてくれ!という気持ちになってくる。

 

12時前…

消毒させられ、おしっこが出ないので導尿させられ、平常時だったらとても恥ずかしい状況のはずが、そんな余裕もなくされるがままに。

そしてまもなく破水。膀胱に圧迫されてたのか?まもなく、子宮口全開

一気に進んだ感じ。これからがアクセル全開。

 

実習生が的確ないきみの誘導が入る。

 

足を踏ん張って、目を開けて、腰をつけて〜

一番痛いところでいきんで〜

痛みが引いたら休んで〜

 

こんなに踏ん張ったら血圧上がりすぎたら血管切れそうだよな、本当に高血圧はやばいな、と思いつつ、次第に、看護師や助産師らしき人が増えてくる。

 

3回くらいいきんだところで

発露。頭が少し見えてきました。早いですね、すごい!と褒められる。

 

もう少しです!となんども言われながら随分時間が経ったような気がした10回くらいいきんだ頃、ようやく、お産が近いので先生を呼んできてください。と、にわかにバタバタしだした。

助産師の1人が足を押さえてくれる。

さらに、自分の周りに人が増えてくる。お昼時だったせいもあるのか、ピーク時には、研修医らしき人などもやってきて8人くらいに増えていた。さすが大学病院。

 

頭出ました!本当にもう少しです!

実習生助産師の完璧な誘導でクライマックス。

 

吸って〜吐いて〜

吸って〜吐いて〜

はいいきんで!

上手です!赤ちゃん頑張ってますよ。

 

陣痛が収まっている間、やってきた女医が

赤ちゃん出るの助けますね、麻酔しますね。

有無を言わせずあっという間に、赤ちゃんの出口を切開。(これを会陰切開という)

麻酔の注射だけが痛い。かすかに切られる音だけ。恐怖心もなく、感覚もない。

 

職場の社員が言ってた言葉がよぎる。

出産は10ヶ月分のう◯ちが出る感じだよ。

まさに、でかいう◯ちが股に挟まっている感じ。

その後二回ほどいきんだ後、産まれました!

 

9月7日13時38分、この世に娘が誕生しました。

 

感動するかと思いきや、放心状態。

 

取り上げられるや否や、娘は、診察やら計測やらを受けるため別室に運ばれた。娘の初めてを写真に収めるため、主人も一緒についていった。

 

そのあいだ、私は後産(胎盤排出)の処理を受け、切開の縫合を受けて、出血も少なく後処置はあっと言う間に終了。

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アイスノンでお腹を冷やしつつ、終わったころに戻された娘と主人と写真撮影などをしながら、親子でゆっくり過ごした。

 

初めて撮影した娘の写真↓

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お願いして胎盤も見せてもらった。デカいレバーみたい。期間限定の臓器ということでありがたく写真に収めた。

 

出産から数時間後歩いて部屋にもどり、ほぼ2日寝てないにも関わらず、高ぶった精神状態で目も冴え、色んな人にLINEで出産報告。

 

 

 

 

あらためて私のお産を安全に、娘の命を守るためにこんなにたくさんの人が真剣に真摯に対応してくれたことにとても感動し、感謝しても感謝しきれない。

 

世界一安全にお産が行われ、世界最高レベルといわれる周産期医療が整った日本で、出産できた事はとても幸せで幸運な事だと思った。

 

メインで分娩担当してくれた、東京女子医大大学院の実習生は本当に良く対応してくれ、もちろん、他の医師看護師とも非常に信頼のおける対応で、この病院で出産できて良かったと思った。

 

助産師は本当に素晴らしい仕事。

担当してくれた女子学生は良い助産師になるだろう。もう会う事はないだろうけど、陰ながら応援してるよ!^_^

 

 

 

次回に続く。